フランスの国民健康保険に登録する
最終更新日:2023年08月23日
フランスで医療費の払い戻しを受け取るためにはCarte Vitaleという医療カードが必要になります。
私自身、他のサイト1 2を参考にして約3ヶ月で取得することが出来ました。
この記事では申請に必要だった情報をまとめました。
Carte Vitaleを受け取る前に病院にかかる場合
基本的に自腹で支払い、あとから返金申請をする形になります。
病院にかかったらその場で紙の診療証書(Feuille de soins)を貰い、それを元に後ほど申請する形が理想です。
ただ、私の場合はこれを貰い忘れたので診察料の領収書を持って再度病院に出向き、届いたCarte Vitaleで返金処理をしてもらいました。
Carte Vitale受け取りまでの道のり
ステップ1 - 国民保険制度への加入申請用の書類の準備
まずフランスの国民保険制度(Sécurité Sociale)への加入申請が必要になります。
申請には以下の書類を用意しました。
- 申請書(N° Cerfa: 15763*02 - Demande d'ouverture des droits à l'assurance maladie)
- パスポート両面のコピー
- 滞在許可証のコピー
- 戸籍謄本アポスティーユ付き
- 労働契約書
- 出生証明書
- 家の契約書
- IBAN
基本的には申請書の2ページ目に記載されている書類を参考にしました。
法定翻訳ではないですが、戸籍謄本は英語に翻訳したものも添付しました。
戸籍謄本はアポスティーユの付与を求められることがあると、日本大使館のページに書かれていました。
また、出生証明書は日本大使館にてExtrait d'acte de naissanceを申請して発行しました。
ステップ2 - 書類をCPAMへ提出
つぎに近くのCPAMを確認して用意した書類を提出する必要があります。
郵送することも可能ですが、私は直接行って表のポストに投函しました。
ステップ3 - 結果を待つ
2ヶ月経っても音沙汰がなかったため、英語で対応可能なCPAMの窓口へ問い合わせました。
するとどうやら申請は上手くいっていたようで、電話口でセキュリティソシアルの番号含むMON ATTESTATION DE DROITS À L'ASSURANCE MALADIEをメールにて送ってもらいました。
正直、催促しなければどうなっていたかは分かりません。
この時点でかかりつけ医の登録が可能になります。
その後、Carte Vitaleの申請書が郵送されてきました。
Photomatonで撮った写真のデータとともに、オンラインで申請しました。
ステップ4 - カードの郵送
ポストにカードが郵送されてきました。
Footnotes
投稿日 2023年08月23日